風疹ワクチン不足に対して神奈川県は輸入ワクチンも補助対象に

 風疹ワクチン不足を受け、7月11日神奈川県は未承認の輸入ワクチンに対しても補助を行う方針を発表した。市町村が対象ワクチンの使用を助成する場合、県がその3分の1を負担するというもの。

 また、風疹ワクチン不足を受け、厚生省は、新たに風疹ワクチン助成を行う自治体には、免疫をもっているかどうかの抗体検査を行うよう通達を出した。
 神奈川県の自治体は既に風疹ワクチン助成を実施しているが、神奈川県は風疹の抗体検査についても市町村の助成に対して3分の1費用負担することを決めている。
 免疫を調べる抗体検査で最も安いものは風疹ワクチンの半額の5千円程度。結果が出るまで1週間ほどかかるが、感染が拡大している成人男性の8割は抗体を持っているとされ、本当に必要な人にワクチンを回すことができる。

 7月9日発表の厚生労働省/国立感染症研究所の感染症動向調査によれば、7月3日集計の2013年第26週全国風疹報告者数は359人と前週に比べて4割減少。6月に入って感染者数が減少していたが、さらに減少が加速した形となっている。
風疹動向 7月3日
 ただし例年の風疹感染者数のピークはこれからの夏休み期間中であり、里帰りの人の移動により都市部から地方へ感染が広がる可能性がある。妊婦の女性・妊娠の可能性のある女性とそのご家族には、地方での感染の拡大に注目して、風疹感染の予防に十分配慮されたい。


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