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【健康】神奈川県・感染性胃腸炎の流行警報を発令

 神奈川県は、12月6日、感染性胃腸炎の県全体における第48週(11月26日~12月2日)の定点あたりの報告数が21.29となり、警報レベル(20.00)を上回ったため、流行警報を発令した。前週の定点あたりの報告数13.49から急増しており、過去10年で、最も流行が大きかった2006年に次ぐ最悪の水準で、今後の流行の推移について注意を呼びかけている。

 ちなみに、警報発令は3シーズン連続となり、例年は12月に流行のピークを迎えることから、県は今後も増加傾向が続く可能性があるとみている。

 感染性胃腸炎は、ノロウイルスなどの感染が原因の、下痢、腹痛、吐気、嘔吐などを主症状とする疾患で、最近では、12月1日、2日に横浜市青葉区若草台の居酒屋「海鮮茶屋せんざん青葉台店」で食事をした16人に食中毒症状が出たと横浜保健所が発表しいる。この際、実際に7人の便からノロウィルスが検出されていた。

 また、今年流行しているノロウィルスは、遺伝子が変異したタイプが全国で検出されていることが、新潟県や国立医薬品食品衛生研究所などの調査で分かっている。今年の10月、新潟県の2つの福祉施設であった、今シーズン初の集団発生にて検出された変異型のウィルスは、従来のGII/4変異株とは異なる、新しいGII/4 2012変異株として認知され、その後の調査の結果、昨シーズンの検体からも全国で検出されていたことが分かっていた。
 今シーズンに入ってからは8月に大阪市、9月に沖縄県で検出された後、10月に入り新潟県、東京都、千葉市、広島市、島根県、大分県、沖縄県で確認され、また香港でも検出され世界的な流行の拡大が推定されている。

 2006年の大流行の起因となった遺伝子変異による免疫を持たない人による流行が、今年も懸念され、手洗いを中心とした予防が重要となる。(⇒関連記事


 

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