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湘南・小田原で保護のオットセイ 江ノ島水族館で回復して海へ

 小田原市国府津の海岸で保護され新江ノ島水族館で手当てを受けていた子供のオットセイが、体力を回復して、4月5日宮城県沖でオットセイの群れに戻された。
オットセイ
【朝日新聞 キタオットセイ写真】

 海に戻されたオットセイは、先月3月8日小田原市国府津の海岸で消波ブロックの隙間に挟まっているところを保護された推定8カ月のメスのキタオットセイである。相模湾で発見されるのは珍しく、海流に流されて小田原市国府津の海岸に漂着したと見られる。見つかった時は、衰弱していてエサも食べなかったが、その後新江ノ島水族館で元気を回復していた。

 キタオットセイは5~7月にロシア沿岸などで出産し、オホーツク海や北太平洋を中心に群れで回遊しているが、毎年春になるとエサを求めて太平洋沖を南下してくる。日本近海では銚子沖が南限とされており、これまでも鴨川シーワールドで、保護されたオットセイが何頭か放流に成功していた。

 今回新江ノ島水族館に保護されたオットセイの子供は、徐々に体力を回復し、4月になって海に戻すための生餌を食べる訓練を重ねていた。
 そしてこの度、仙台湾でオットセイの群れが見つかったという情報を受け、宮城県松島町のマリンピア松島水族館と地元漁船の協力で宮城県金華山沖約18kmの海上で群れに返すことができた。

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