風疹 流行状況 2013 | ふじあんnet通信

風疹 関西で流行拡大 神奈川は収束の方向?

 5月2日発表の神奈川県衛生研究所によると、第17週(4月22日から4月28日)の風疹感染者報告数は県内で78例であった。
 横浜市・川崎市の都市部を中心に第13週の3月下旬をピークにやや減少の傾向が伺える。但し、厚木地区の報告数が7例と急増しているため、今後も注意が必要である。

 地域別に見ると横浜市が37例、川崎市が18例、厚木7例、茅ヶ崎5例、鎌倉4例、藤沢市・大和で2例、相模原市、横須賀市、平塚で各1例の報告となっている。
 
 また、国立感染症センターが4月30日に発表した全国の風疹発生動向調査によれば、関西圏の風疹報告数が急増しているようだ。
 全国風疹動向調査 
 第16週(4月15日から4月21日)の都道府県別報告数は、大阪府の報告数が127例と東京都の報告数125例を初めて上回った。
兵庫県も59例の報告があり、神奈川県の71例に次いで全国第4番目に多い状況となっている。東京・神奈川の報告例増加が鈍化傾向にあるものの、代わって大阪・兵庫の報告数が急増しているのだ。

 ゴールデンウィークも後半に突入し人の移動が活発になる中、東京・大阪の都市部から地方への感染拡大が懸念されている。これから行楽地へお出かけのご家族には、うがい・手洗いの励行を行って十分な注意をされたい。

風疹 2013年の神奈川・湘南の流行状況

 2013年の第7週(2/18~2/24)、神奈川・湘南での風疹流行拡大の状況が、3月1日神奈川県より発表された。

 1週間の感染報告例は、34例と前週からさらに増加した。地域別に見ると横浜市が8例と減少したのに対して、川崎市が11例と増加。その他の地域は厚木で4例、相模原市、鎌倉、大和が2例、藤沢市、平塚、小田原、秦野、茅ヶ崎で1例報告されており、東京都からの感染の裾野もさらに拡大している状況にある。
神奈川 風疹 流行状況
           【2013年8週 神奈川 風疹 流行状況】

 これまでも厚生省結核感染症課長通知等により各自治体に対し風疹対策の依頼がされてきたが、新たに「先天性風しん症候群の発生予防等を含む風しん対策の一層の徹底について(情報提供及び依頼)」の一部を変更し、妊婦の夫、子ども、他の同居家族へのリスク周知強化を図ることとなった。

 厚生省の調査によると平成23年の調査で20~40代の女性の4%が風疹への抗体がなく、11%が感染予防に不十分な低い抗体価であったとのこと。
 抗体を持たない妊娠中の女性が風疹にかかると、先天性風疹症候群(赤ちゃんに難聴、心疾患、白内障、緑内障などの障害)が起こる可能性が指摘されており、昨年からの流行時では10月から今年1月末までに、6人の先天性風疹症候群の患者が報告されている。

 抗体を持たない妊婦の方に、可能な限り人混みを避け、不要不急の外出を控えるよう呼びかけを行っている。また妊婦の家族についても、風疹予防を呼びかけており、該当する家族の方は十分に注意されたい。

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